BLOCKHAUS

白蔵主


ブロックハウスにあるお札、なんですか?ってよく聞かれます。


白蔵主は法衣をまとって法師に化けた老い狐のことですが、

私の祖母が堺の少林寺で白蔵主に出会い、

とても熱心に信じてお参りしていたそうです。


祖母は、訳あって5ヶ月の私の母を置いて里に帰りました。

毎日、仏様と白蔵主に母の無事を祈っていたそうです。

縁あって、大分県の海福寺に嫁いでいました。

大切にしていた木彫りの白蔵主を持っていったそうです。

母は長い間、実母を探していましたが、70歳の頃、やっと巡り会うことができました。

 


和尚さんは、お寺の裏山にお稲荷さん建てて、

白蔵主を祀って下さったそうです。
和尚さんは、書の上手な方で、

お寺には、たくさんの書や篆刻の作品が保管されています。
このお札は、その和尚さんの書かれたものです。

とてもいい字で、見ていると心が落着きます。

 



海福寺


正面入口

本堂


本堂から裏山に向かって旗がなびいているところを登っていくと、お稲荷さんの鳥居が並んでいます。

白蔵主稲荷
本当は、カメラ向けたら、失礼なんですけど、とてもやさしいお顔なので、写しました。
でもいくらアップにしても見ることは出来ませんでした。

わたしの聞いた話は、

少林寺の和尚さんが病気になった時、

一匹は看病をし、 一匹がお経をよんで、

和尚さんのかわりにお務めをしたそうです。 (あと一匹は、どうなったのかな)

和尚さんが亡くなったあとも、お寺をまもっていたそうです。

禅寺で、修行をしたきつねさんなので、位が高いので、衣の色が茶色っぽいのです。

いろいろなエピソードがあるんですけど、少しずつ聞き集めてみますね。

大分県佐伯市に行かれたら、ぜひお立ち寄りください。
とてもおおらかで、やさしい叔母がおります。
海福寺 佐伯市鶴望2425 097222-3610

(広辞苑によると)
1380年ごろ、泉州(いまの大阪)堺の小林寺耕雲庵の住僧。稲荷を信仰し、

三匹の狐を飼ったが 、この狐に霊性があり、賊を追ったり吉凶を告げたりしたと伝え、

このことが、狂言「釣狐」になった。


<万年山 少林寺>(禅、臨済宗、大徳寺派)寺地町駅から

東南へ約200mのところにあります。


この寺は、白蔵主稲荷明神と逆芽竹の藪が有名です。


昔、白蔵主稲荷の信仰が盛んであった頃、狂言大蔵流の始祖は霊狐の所作を、

狂言につくり秘曲「釣狐」となずけたことから、一躍有名になりました。
狂言、歌舞伎に関わる人々には、白蔵主の少林寺として親しまれています。

今の少林寺小学校のあるところに本堂があったのですが、<堺大空襲>にあい消失。
その後当時の住職や寺族の努力により、現在のところに再建され、逆芽竹も守られました。

「釣狐」の秘曲とともに650有余年の歴史を背景に、

福徳の守護神として今に続いています。
最近でも野村万作さんや茂山家、和泉家などの狂言師が訪れているお寺です。

・少林寺町 東3丁1−20