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白蔵主
私の祖母が堺の少林寺で白蔵主に出会い、 とても熱心に信じてお参りしていたそうです。
毎日、仏様と白蔵主に母の無事を祈っていたそうです。 縁あって、大分県の海福寺に嫁いでいました。 大切にしていた木彫りの白蔵主を持っていったそうです。 母は長い間、実母を探していましたが、70歳の頃、やっと巡り会うことができました。
白蔵主を祀って下さったそうです。 お寺には、たくさんの書や篆刻の作品が保管されています。 とてもいい字で、見ていると心が落着きます。
わたしの聞いた話は、 少林寺の和尚さんが病気になった時、 一匹は看病をし、 一匹がお経をよんで、 和尚さんのかわりにお務めをしたそうです。 (あと一匹は、どうなったのかな) 和尚さんが亡くなったあとも、お寺をまもっていたそうです。 禅寺で、修行をしたきつねさんなので、位が高いので、衣の色が茶色っぽいのです。 いろいろなエピソードがあるんですけど、少しずつ聞き集めてみますね。 大分県佐伯市に行かれたら、ぜひお立ち寄りください。 三匹の狐を飼ったが 、この狐に霊性があり、賊を追ったり吉凶を告げたりしたと伝え、 このことが、狂言「釣狐」になった。
東南へ約200mのところにあります。
狂言につくり秘曲「釣狐」となずけたことから、一躍有名になりました。 今の少林寺小学校のあるところに本堂があったのですが、<堺大空襲>にあい消失。 「釣狐」の秘曲とともに650有余年の歴史を背景に、 福徳の守護神として今に続いています。 ・少林寺町 東3丁1−20 |
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